こんにちは ビバ筋です。
ワタクシはパワーテックハーフラックを5年間愛用しているヘビーユーザーです。
ハーフラックを持つという事はイコール「ホームジム」を持つということ。
ホームジムを持つと人生変わります。オッサンでも。マジで。
パワーテックハーフラックのメリット・デメリットとともに
まずは夢であったホームジムを持つと何がどう変わるのかを列挙してみます。
Contents
ホームジムで何が変わるのか?

(ガレージの片隅で無理くりスペースを取って頑張ってます。)
ジムで感じるストレスとは無縁になる
前回のブログで書きました黒人ダンサーや某極真空手家などフリーウエイトを独占する主(ぬし)どもにイライラさせられる事が無くなりました。
毎月毎月少ない小遣いからジム代払っているのにやりたいメニューが満足にできないというストレス。これから解放されるのです。
逆に人を待たせながらホントはもう少しやりたいのに交代せざるを得ないという気弱な私らしいストレスからも解放されました。
圧倒的に「筋トレの充実感」が変わる

ダンベルとベンチのみでやっていた時よりもベンチプレス、スクワット、デッドリフトのBIG3はもちろん自宅でできるトレーニングメニューが劇的に増えます。
すなわちトレーニングそのものの充実感が違ってきます。筋肉痛も激しくなりますが(笑)。
ダンベルとベンチでは追い込むといっても限界があります。ハッキリいって無理。
ハーフラックを購入してからはいくらでも追い込めます。もちろん関節と相談しながらですが(笑)。
新たな挑戦が見つかる
大袈裟ですが、このトシで「挑戦する」という快感を得ることができました。
それは、今まさにそうなのですがベンチプレスの記録更新です。

完全にハマりました。(直近2ヶ月で7.5㎏増の110㎏です。年内目標120㎏!)
これも好きなだけやりたいだけフリーウエイトを独占できるホームジムを持ったおかげだと思っています。
更にホームジムを持ったことで・・・
→トレーニングの充実度が格段に上がる。
→実年齢よりも10歳若く見られるくらい外見的に大きく変わる。
→人生に張り合いが持てる(持てる≒モテる)。
3番目はガチです。多くは語りませんが。ガチです。
人それぞれ事情はあるでしょう。嫁の反対とかカミさんの反対とか奥さんの大反対とか。
しかしスペースの問題さえ解決できる状況にあるならば、なけなしのへそくり全額を使ってでも(私のことですが)女房を質に入れてでも、筋トレが好きならばホームジムを持つべきだと強く思います。マジで。
では、いよいよパワーテックハーフラックについて詳細に語っていきます。
そもそもなぜパワーテックのハーフラックに決めたのか
5年前、ダンベルとベンチのみで筋トレに勤しんでいたある日、郵送されてきたフィットネスショップのカタログのこの画像に釘付けになりました。

狭いながらもセンスのある環境づくりと照明に照らされるパワーテックのハーフラックのイエローが美しく、完全に虜になった私。
それからしばらくして現在の住まいに移ることになり、ガレージの片隅に場所が確保できることが判明。
しかしスペース的に檻のような四角くてデカイパワーラックは無理。
ならば・・・もうあれしかない。念願の「パワーテック ハーフラック購入プロジェクト」を発動。(もちろんカミさんに秘密裏に進行)。
当時、他のハーフラックの候補としてはアイロテックぐらいしかなかったと記憶してます。
アイロテックのハーフラックはyoutuberのKTM氏が使ってました。

価格的にはパワーテックよりもかなり安かったので悩みました(35200円。現在絶賛欠品中。)が、チンニングができない点とセーフティバーがパワーテックよりもさらに短く、ほとんど生命の危険を感じるレベルだったことで却下。
やはり初志貫徹ということで、「価格より想いの強さ」をとってパワーテックに決めました(カミさん激怒は言うまでもない。しかし買ったもん勝ちの開き直りで押し切りました)。
パワーテックハーフラックのおススメの点
実はレギュラーシャフトも使える(結構大きいが誰も指摘していないこと)
基本的にこのハーフラックはオリンピックシャフト専用です。
普通に内側サイズが短いレギュラーシャフトを使うとプレートとラックのフレームが思いっきり干渉します。ベンチプレス出来ません。
私はパワーテックハーフラックを購入するときにバーベルのセットも同時に購入しました。
・・・・・ここで絶望的なことをやらかしてました。
高い買い物ですから本来は商品説明をつぶさに確認するのが当たり前。
しかし「やっと買えるぜ~!!」というコーフン状態だったせいか、最も大事な「商品の特徴」という部分をしっかりと見落とすという痛恨の凡ミス。
「商品の特徴」にはこう書いてあります。
「バーベルバーは内側サイズ1300mm以上のものをご利用いただけます。」
私が買ったのは内側サイズ1250㎜しかない「レギュラーシャフト」のバーベルセット。
・・・初めてハーフラックでトレーニングする日。
バーベルをラックにセットした瞬間明らかな違和感。
プレートが思いっきりフレームに当たっている・・・。
頭の中は????でいっぱい。
もしやと思って商品の特徴を確認した時の衝撃は
初めて会社で始末書を書いた時をはるかに上回るものでした。
しかし時すでに遅し。大後悔の荒波へ突入。
新たにオリンピックシャフトのセットを買おうとする8万以上かかります。へそくりはすでに限界でした。
レギュラーシャフトの1300mmを探すしかないかとあきらめかけた時に目に入ったのが「カラー」の存在。カラーとはプレートが落下しないようにを外側から固定するためのもの。

もしかして・・・とそのカラーを先にシャフトに通して次にプレートを装着すると・・・

全く干渉せず問題なく使用できることが判明。
余計な出費をせずに済みました。今でもレギュラーシャフトを使い続けてます。
私のレベルではまだまだレギュラーシャフトで十分なので。
少しでも費用を抑えたい方には参考になると思います。
なにせ140㎏のバーベルセットでもレギュラーシャフトなら6万円弱。オリンピックシャフト145㎏は109,780円。5㎏の差があるとはいえ5万円の差ですよ。さすがにヤバいでしょ。5万は(あくまで個人的感想です)。
<レギュラーシャフトセット140㎏>
<オリンピックシャフトセット145㎏>
ちなみに私はカラーをプレートが落ちないように押えるという本来の目的には使いません。
ベンチプレスでつぶれた時に揺らしながらプレートを外すためです。
実際にやったことはないですが。セーフティーバーもあるし。
カラー無しでやるとジムだと怒られますがホームジムです。好き勝手です。いいんです。
チンニング(懸垂)が安全にやりたい放題。

チンニングは背中のトレーニングとして必須。
どーしてもチンニングをやりたい人が、チンニングバー(ドアの枠に取り付けるヤツ)でチンニングやってる途中に落ちるという動画をよく見かけますが、あんな心配は無くなります。全く安心してチンニングができます。なにせ耐荷重180㎏ですから。
見た目が細いのでチンニングするとユラユラしそうですが大丈夫です。揺れません。
パワーラックでは難しいランジができる
ランジについてはコチラの記事に詳しく書いてますが、四方をフレームで囲まれたパワーラックでランジをやろうとするとフロントランジでもバックランジでもバーベルがフレームに干渉してでうるさくなりがち。
その点、ハーフラックなら問題なくランジもやり放題。ウエストがんがん引き締めも可能です。
ハーフデッドリフトができる
ウチの場合、ガレージなので床引きのデッドリフトもできます。ただ部屋でやる方だとデッドリフトはかなりの重量になるので難しい場合もあるかと。
ハーフデッドリフトであればハーフラックのセーフティーバーにバーベルを置くことで問題なくできます。実際ビバ筋は床引きでなくハーフデッドリフト専門です。
私は通常100㎏くらいでしかハーフデッドリフトはやりませんが置いたときにラックがぐらつくとかいうこともなく安定性は全く問題ありません。
ちなみに「腰は優しく鍛える」が私のモットーです(トシなので)。
圧迫感がまるで違う(パワーラックとの比較)
部屋に置いた場合、パワーラックほどの圧迫感がないという点。
部屋の中に四角いパワーラックを置くとそれだけで息がつまりそう。
部屋の中に座敷牢があるみたいになります(私見)。
軽量で多少の移動なら可能
ウチだけかもしれませんが、軽量なので(本体45㎏)多少の移動なら可能という点。
ウチの場合、画像のようにラックのとなりに業務用の冷凍庫があります。なので使うときには前に移動させなければならないので。

チョットだけ動かせるというのは何かとありがたがったりします。細かいことですが。
パワーテックハーフラックのイマイチな点
セーフティーバーが短い

デメリットとしてはいろんなところで言われてますように「セーフティバーの短さ」でしょう。
ベンチプレスや先に書いたハーフデッドリフトでは問題ないのですが、スクワットの時はやはり心もとないですね。
私の場合(他のユーザーさんにもいらっしゃるようですが)、アイロテックのセーフティラックのワイドタイプを使ってます。長さも53㎝あるので十分です。

ちなみにこのセーフティーラックはディップスにも使えるので必須のギアです。

というかディップスがメインでセーフティーも兼ねてると言った方が正確です。
金属音対策が必要
これはどのラックを買っても同じですが、結構悩ましいのが「金属音」の問題。
バーベルをラックに戻すときにはどうしても出る「ガシャン!」という音。限界まで追い込んだ時なんか特に。
ウチの場合はトレーニングする場所がガレージで街道沿いです。
トレーニングする時は車を移動させ、かつ外からは見えないようにしています。
音に関しては屋内でトレーニングされてる方に比べればさほどではないかもしれません。
とは言えガシャン!という激しい金属音や私の気合の声とか唸り声が漏れることもあるらしく、通行人が「なに?今の?」と気味悪そうに会話してるのが聞こえることもあります。
加えてとなりのおっちゃんから「犬でも飼ってるの?キャンキャンうるさいけど」とクレームがはいりました。そこから音に関しては気を使うようになりました。
で、私の場合はフックの部分にゴムを貼ってます。幅5㎝、厚さ5㎜のゴムロールをホームセンターで買ってきてクラフトテープで巻きつけてます。

結束バンドで縛っている人もいるようですね。フックにゴムを貼ることでバーとフックの金属音はかなり和らぎます。
加えてあとひと工夫。フレーム側にもクラフトテープを巻きつけています。音というのはバーとフックのk金属音だけではありません。フックとフレームの衝突音もかなり大きいのです。

フレーム側にもテープを巻くことで音が吸収されます。これはおススメです。結構いいですよ。音が響きませんから。(見た目はアレですが。)
(ここで朗報)今後発売されるWB-HR19という型に関してはフックが金属製から樹脂製に変更された様です。
これでバーとフックの金属音はかなり軽減されるでしょう。
ただし、フックそのものとフレームの衝突音もけっこう響きますので、フレーム側のクラフトテープ巻はやった方がよいかと思います。全然違いますから。
商品スペック
ここで商品の概要を書いときます。
サイズ 幅127×奥行91×高208(cm)
重量 45kg
耐荷重 ラック部450kg、チンニングバー180kg
必要なスペースは4畳半、天井高220㎝以上。
ちなみに4畳半とは273㎝×273㎝。
私の筋トレスペースはおよそ250㎝×250㎝くらいです。
あとラットタワーがオプションでつけられます。
わたしはラットタワーもってません。高いしスペース的にも無理(奥行きが51㎝取られる)。チンニングとベントオーバーロウイングで頑張ります。
WB-HR19はここが違うらしい
これから購入するとなると品番はWB-HR19というヤツになります。
① 地面からプルアップバーまでの高さが4cm高く変更
② Jフック(バーベルをセットするフック)が金属製から樹脂製に変更
③ セーフティーバーの長さが19センチから28センチへ
②は先程述べましたが朗報ですね。バーとフックの衝突音の軽減になります。
ただ先に述べたようにフレーム側にクラフトテープを巻くとさらに軽減されると思います。
③も一見よさそうなんですが微妙です。29㎝・・・う~ん。微妙(笑)。
ラックの形状からしてそれ以上の長さは無理なんでしょう。長すぎるとおそらくバーベルを置いた時に前方に倒れてくる危険があるのかと。
個人的にはセーフティーバーは50㎝以上あった方がいざというときに安心ではないかと。
使ってみてヤバそうだと思ったら追加でセーフティーバーを購入すればよいかと思います。
こちらのセーフティーバーはおススメです。ディップスガンガンできます。
ホームジムを持ってから意外な展開が・・・
5年に及ぶパワーテックのハーフラックとの蜜月?を振り返ってみました。
実はここにきて大きな変化が現れてきました。
何かというと、ホームジムを持つ時にあれだけ怒りあきれ返り、且つこれまで夫のトレーニングを冷たい目で見てきたカミさんの態度が変わってきました。
なんと現在は一緒にトレーニングしています。
「どーせウチにあるもんだから私にも使わせなさいよ」と完全に上から目線、マウント&マウントな態度ですが。
呆れたことをした亭主が少しずつですが絞れてきて、筋肥大していく体型の変化をリアルタイムで見てきたわけです。
完璧な中年女性の体型であるカミさんは「なんであんただけ」という心境になったらしく「アタシを痩せさせなさいよ」くらいの感じでお願いされました。
ひたすらバーベルスクワットとブルガリアンスクワットとバックランジやらせてます(笑)。
「自分が変われば周りも変わる」という言葉を聞いたことがあります。
当初は強力に反対してもコツコツやって変化を見せ、結果を出すと人の見方も変わってくるものです。
ホームジムを持って一番よかったのは筋トレをマイペースでガンガンやれることもそうですが、「周りも変わる」ことをリアルに実感できたことかもしれません。
ホームジム持つと夫婦関係に良い変化が現れるかもしれないというお話でした。
追伸
ホームジムで筋トレするとジム通いよりもトレーニングの頻度が上がります。
外見の変化も顕著になってきます。窓ガラス等に映った我が姿に注目しがちになります。
結果、周囲にキモがられます。
ご注意を(笑)。
それではみなさん、ご一緒に!
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