鬼ニースリーブを使い始めて1年ほどになります。


装着

ニースリーブとしてはSBDニースリーブと人気を2分する鬼ニースリーブ。
そこで今回、その使用感などをレビューしたいと思います。
この記事を読めば鬼ニースリーブのすべてがわかりますよ。
Contents
1 鬼ニースリーブ購入に至った経緯
スクワット中に「関節がズレる」とか「ヒザに電気が走る」というのを経験したことはありますか?ワタクシはあります
オヤジのヒザは年々もろくなります。なんにもしなくても。経年劣化というやつ。
ましてや筋トレなんかを趣味にした日にゃあヒザの違和感なんてのは日常茶飯事でございまして。
ある日のスクワット中に膝がほんのちょっとですが左右にズレる感覚がありました。
気のせいかとほっといたのですがそのうちに日中なんとなく小さな痛みが走るようになる。さらに時間が経つと座っていて立ち上がろうとすると一瞬膝の力が抜けたりするようになったのです。
とは言え筋トレは続けたい。(実はスクワット好き。)ならどうするか?
ニースリーブしかない。それも強力なやつ。じーさんばーさんがよくやるババシャツ色の温め目的のみのヤツじゃダメ。
で、実際に購入しようと色々調べたら鬼ニースリーブとSBDニースリーブがニースリーブ界の2大巨頭ということが判明しました。
甲乙つけがたい気がしましたが、決定的な違いで鬼ニースリーブに決めました。果たして「決定的な違い」とは何か?これについては後で語ります。
2 鬼ニースリーブを1年間使った感想
初めては固かった

初めての装着は大変でした。商品ページにあるとおり2つに折って足を突っ込んだのですが、ふくらはぎでストップ。そこから指の力で引き上げようとしたのですが、当時は右手中指がバネ指でしっかり握ろうとすると激痛だったのでなおさら。
商品ページには固い時の履き方でコンビニ袋を使った方法が紹介されてます。
その方法でなんとか装着完了。
バネ指が完治してからは袋も使わずそのままスポッと履けるようになりました。
指をケガしている人は早く治したほうが良いです(笑)。
凄まじきホールド感
まあそれくらいガッチリとひざをしばりあげて守ってくれるという証拠でしょうね。この固さは。さすがIPF公認。
大会用のサポーターなんて着けたことなかったですから、最初は血流が止まってしまうんじゃないかと本気でビビりました。
血圧高いんでヒザよりそっちのほうが気になったりして。
なもんで、アップではつけずにメインセットの時だけ装着することにしました。
レスト中は膝を伸ばして少しでも血流を確保するようにしてます。

ハンパない反発力
パワーリフティングの大会に出るような人はニースリーブの反発力に期待しているらしいですが、その通りで。
反発力はなんというか・・・頼もしいくらいのレベル。
いつもはMAXでも100㎏程度をタラタラ挙げているワタクシでも鬼ニースリーブを使うようになってからはメインセットはなんと120㎏になりました。
100㎏はウオーミングアップです(笑)。
60歳近いアラ環のわたくしでさえこれですから若い人には相当の重量アップが見込めるのではないかと。
あと感じたのはボトムポジションでの安定感。
ヒザの曲げすぎというかしゃがみすぎもヒザにも腰にも無理がきますので、それを防いでくれます。
このホールド感の秘密は形にあります。紹介ページにもありますが形が「砂時計型」でヒザの部分が細くなっていてヒザが細い人もずんどうの人もサイズさえ間違わなければしっかりフィットします。
それに加えてヒザを挟んで上下に縫い付けられているバツ印。
よくヒザに巻くタイプのサポーターがありますがあれもバツ印に巻いていくように説明されています。
地味ですがこのバツ印も締め付けに効いているのではと思っています。
サイズはきちんと計って自分にあったものを プロの真似はしない

サイズはふくらはぎとひざ上10㎝の部分の太さを測って決めます。
私はカーフ37㎝、膝上10㎝が48㎝なのでMサイズを選びました。
競技会に出る人はひとつ下のサイズにするようですが、そんなたいそうな大会に出ないオヤジトレーニーはやめたほうがいいです。血が止まります(笑)。
ジャストサイズでも休憩中は血流確保にヒザをのばすようにするくらいですから
変なところでカッコつけてプロの真似をしてはいけません(笑)。
なぜSBDニースリーブではなく鬼にしたのか
よく比較されるSBDのニースリーブに比べると耐久性が云々言われてるようですが、武器屋さんのHPによると改良したとのこと。
以前のものは縦の縫い目が使っているうちにほつれてきていたようです。
1年間結構ガンガンつかってますが今のところビクともしません。
相変わらず痛いくらい締め付けてくれてます。
私レベルのトレーニング(スクワットは週に2回程度。レップ数約60~80レップ)であれば耐久性になんの問題もありません。
そしてSBDニースリーブよりも鬼ニースリーブを選んだ決定的理由。
それはズバリ・・・・・・・・・・・・・・価格です。
鬼ニースリーブ 7,700円(税込み)
SBDニースリーブ 9,440円(税込み)
他のトレーニーのブログ記事を見ても両者にはこれといった性能的な差は感じませんでしたので最後は金額で決めました。
もったいぶった割には普通の理由でした。スミマセン。
ニースリーブ購入に躊躇しているあなたに言いたい!黙って聞きなさい!
最後にちょっと気になったことを。
ニースリーブをつけずにパーベル担いている初心者さんをちょいちょい見かけるのですが、その人たちに言いたいことが。
お昼にテレビなんぞを観ているとヒザ関節の痛みに効くサプリのCMが多いと思いませんか?
サプリ売りたさに盛んに不安をあおっているだけだ!と言いたい気持ちはわかります。しかしヒザの不調を訴えるお年寄りがあなたのまわりにもいませんか?
ワタクシの周りにはわんさかいます。
ただでさえ年取るとヒザの軟骨がすり減ってしまうのに、筋トレ親父はわざわざスクワットで自ら進んでヒザを酷使しようとしているのです。
特にわれわれオヤジ世代は妙に根性論なところがありますので「痛いのは生きてる証拠」くらいのことをほざいてそのまま放置し、状況を悪化させがち。見出しの○○○に入るのはそうです。「オヤジ」の3文字です。あなたのことです。当然私もですが。
そこで活躍するのが「ニースリーブ」。ニースリーブを装着することで可動域はそのままでありながら、過剰な動き(関節が左右にズレる感覚。伝わりますか?)を制限できます。
スクワットはフォームが安定しないうちは重量を上げるとバランスを崩してヒザにピリッと電気が走ることがあります。(それだけでヒザが逝っちゃうことも。)そんなケガを予防することができるということです。
先にも書きましたがケガ防止だけでなく、ニースリーブのすごいところはその反発力。ぶっちゃけスクワットの重量がニースリーブのおかげで10㎏くらいは違ってきます。ワタクシは20㎏アップ。元が軽すぎたから(笑)。
パワーリフターの方々は練習用と試合用のニースリーブは分けていて、試合用はワンサイズ小さいものにしてより反発力を得ようとするらしいです。装着が大変らしいですが。
また、すでにヒザに痛みがある人でもニースリーブの「着圧」により血流が増加しヒザが温まって、痛みが軽減されたりもします。
さらに着圧の効果は筋トレ後の筋肉痛にも関係してきます。
圧がかかることで炎症や乳酸が抑えられ筋肉痛をやわらげることになるとのこと。これは2020年の論文で明らかになってます。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6985982/
日常生活においてすらヒザは関節の中でもハンパなくストレスがかかりまくる場所です。
できることならサプリに頼らないヒザでありたいものです。
本来、適切なスクワットやバックランジはヒザ関節の周囲の筋肉を鍛えて痛みやケガの予防に役立つもの。
ニースリーブでヒザをしっかりとサポートして正しいフォームでスクワットを行って痛みを軽減しながらヒザを鍛えて、かつガッチリ太くたくましい脚を作り上げましょう!
チキンレッグなどと陰で笑われては情けないですぞ!
ニースリーブ愛用者となった今では、オヤジトレーニーがニースリーブなしでスクワットやるなんざ△△△△としか思えません。(△△△△はお好きな言葉をどーぞ。)
なお、ワタクシビバ筋御用達の筋トレ初心者向けサポーター類もご紹介しております。
さらにワタクシのようにヒジに爆弾を抱えながらそれでも健気にベンチプレスに挑むあなたにおススメのエルボースリーブはコチラ。
それではみなさんご一緒に!
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